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髪の毛を洋服など別の物に置き換えて傷む理由を考えてみる

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髪の毛を洋服など別の物に置き換えて傷む理由を考えてみる

前々回、前回と生活習慣やシャンプーの正しい洗い方など日々のケアについて書いていきました。

今回は、何故シャンプーや日々の生活において髪の毛が傷むのか、どうやって扱ってあげればいいのか、他の物に置き換えて考えてみましょう。

 

髪の毛は繊維、洋服も繊維

髪の毛は複雑な繊維状になっています。お洋服で例えていくと、毛糸や綿、羊毛やデニム生地など。複雑に編まれて洋服になります。

では洋服がどのように傷んでいくのか考えてみましょう。

まず一つ、洗剤の種類。シャンプーで言うと前回書いたブログ成分。

毛糸やウール素材のセーターで考えてみましょう。

皆さんだったら毛糸の繊細な生地を洗う場合どんな洗剤を選ぶでしょうか?

固形洗剤、液体洗剤、柔軟剤配合洗剤、エマールやアクロンに代表されるような専用洗剤、ぬるま湯のみで洗剤は使わない

さあどれを選ぶでしょうか?

ぬるま湯のみ→生地は1番傷まない。しかし汚れや臭いが残ってしまう。洋服の色落ちもほぼない。

専用洗剤→最小限の生地の傷みで汚れも臭いも適切に落としてくれる。洋服の色落ちも最小限。

液体洗剤→そこそこ生地は傷む。汚れも臭いもしっかり落とす。そこそこ色落ちする。

固形洗剤→相当生地がやられる。汚れも臭いもしっかり落とす。必要以上に色落ちる。

さあどれを選びます?

専用洗剤を選ぶんじゃないでしょうか。大事なセーターや洋服を傷めないように気をつけたいですよね?ほとんど汚れてない洋服を毎日強い洗剤で洗いたいと思いますか?

答えは絶対NO!!

 

さあ髪の毛に戻して考えてみましょう。

固形洗剤→石鹸→髪や頭皮がやられる。汚れや臭いを落としすぎる。すごくカラーの色が落ちる。

液体洗剤→市販シャンプー→そこそこ髪や頭皮が傷む。汚れも臭いもしっかり落とす。カラーの色が       落ちる

専用洗剤→美容室のシャンプー→最小限の傷みに抑えれる。汚れや臭いも適切に落とす。カラーの色が少し落ちる

ぬるま湯のみ→湯シャン→傷みはない。汚れや臭いが多少残る。カラーの色がちょっとだけ落ちる

洋服も髪も洗うという行為には負担があるんです。洋服を洗ってると生地が傷んでいくイメージはわかるんじゃないでしょうか?どんなに良い洗剤でも生地の負担になるんです。そう考えたら、シャンプーは毎日するもの、最小限の負担で洗うことがどれだけ大切なのかわかるはずです!

 

洋服の洗濯方法で傷みをイメージしてみる

さっきは洗剤の種類でしたが、今度は洗濯方法でイメージしてみましょう。先程と一緒でセーターやウールで考えていきましょう。

洗濯機の通常モードで洗う→そもそもこのモードでセーターを洗う事が禁止になってる。激しく回転し服同士が絡んで洗えば一回で生地が摩擦で傷む。縮んで着れなくなる。型崩れする。毛玉が大量にたつ。

ドライモードで洗う→セーターを洗うモードで推奨されている。洗濯機が激しく回らず緩やかな水流でできるだけ優しく絡みづらく洗う。生地が摩擦で多少傷む。縮んだり型崩れしづらい。毛玉もできづらい。

手で優しく押し洗い→洗濯機を使うより優しく洗える。洗濯機みたいに回転させたり過剰にしないので摩擦で生地がちょっぴり傷む程度で済む。汚れの部分だけも狙って洗える。毛玉が出づらい。型崩れしづらい

消臭スプレー等だけつけて洗わない→汚れが落ちないが、生地に摩擦の傷みは一番でない。しかし汗や汚れがそのままなので時間が経つと汚れが酸化して取りづらくなり汚れや菌やダニとかで余計に傷む。。そうなると余計に手間もかかり生地がすごく傷む

 

さあ今度は髪に戻して考えましょう

洗濯機の通常モード→ゴシゴシただ洗うシャンプー→激しくゴシゴシすることで頭皮も髪の毛も傷ついて傷む。髪と髪の摩擦でキューティクルをかなり傷つける。髪が絡んで無理な負荷で髪の形が変わる。それを365日やってれば髪はどんどん傷んでいく。

ドライモードで洗う→多少気をつけて優しめにゴシゴシシャンプー→ただ洗うより良い。優しくてもゴシゴシしたらやっぱり傷ついて傷む。髪と髪の摩擦でキューティクルが多少傷つく。髪は多少絡みづらくなるが絡む。やっぱり365日やってれば傷ついていく。

手で優しく押し洗い→優しく頭皮を揉むようにシャンプー→ゴシゴシしないことでキューティクル同士の摩擦で傷つくのが最小限で済む。髪の毛はあまり触らないことで絡まりづらい。365日やってればもちろん傷つくが最小限に抑えれる。

消臭スプレー等だけつけて洗わない→頭皮の制汗剤や臭い消しだけつけて洗わない→上記3つに比べ摩擦によるキューティクルの傷みは一番少ない。しかし、汚れが酸化したり細菌が繁殖して余計に頭皮や髪に問題が発生する。相当髪も頭皮もやられる

※洗わない=ノーシャンプー法は全く別の話しなんで勘違いしないでください!ノーシャンプー法ははぬるま湯で洗ったり食生活の状態ではシャンプーやったり、正しいやり方があるので、、「洗わないのってやっぱり良くないやん」「ノーシャンプーって良いってネットでみるけどダメなんだ」みたいな勘違いをされないようにお願いします。

こうやって洋服に例えて見ましたが、皆さんならどの洗濯方法を選ぶでしょうか?その観点から髪を考えるとどんな洗髪方法を選ぶでしょうか?毎日の積み重ねだからこそ、正しい選択肢を選んで長くキレイな状態を保つように心がけてみてはいかがでしょうか?

 

髪も肌もタンパク質、タマゴも肉もタンパク質

今度は髪の毛が何から出来ているのかを置き換えてで考えて見ましょう。

髪の毛の役8割はタンパク質で出来ています。たまごやお肉もタンパク質が主成分。

たまごに熱が加わった時に起こる変化を考えながら、髪の毛が熱でどうなるか考えると、ドライヤーやヘアアイロンの重要性に気付くかと思います

まずタンパク質の固まる温度について少しお話しします。タンパク質の凝固温度は58度から始まります。60度前後で凝固し、68度から水分が抜け始める温度帯になります。100度を超えれば水分は蒸発します。これを肉やたまごでまずは考えましょう

お肉で起こる変化

フレンチなどで良く用いられる低温調理法。お肉が固くならずジューシーな仕上がり。肉汁などの水分もなくならないので美味しくなる。逆に高温で起こる、家庭でBBQなどする時に火が強いとこにお肉を置いてしまって、パサパサの炭みたいになるのが水分も無くなってタンパク質がボロボロになった時。

たまごに熱を加えていくと起こる変化。

ゆで卵なんかを作ると、約10分程度でプルプルとした白身の固まりになりますよね。お湯の中で殻に守られって間接的に熱を浴びてるので約80度前後で固まってるのかな?ゆっくりと間接的に熱が加わる分ツヤっとした弾力ある出来上がり。

一方で目玉焼きなんかは油をひいたフライパンに、殻を割ったたまごを直接熱にかけます。油があると熱は高くなるので約180度前後。焼き始めた途端に固まり始めます。固まって焦げていきます。上面は蒸気など間接的なつるっとした出来上がりだが、下面は直接的な高温により焦げて固い。

 

これも髪の毛に戻して考えてみましょう。

ヘアアイロンやコテ、だいたいみなさんは何度ぐらいの設定でやってらっしゃるのでしょうか?

だいたいのお客様をカウンセリングする時多いのが140度から180度。特に140度は多いですね。さっきのたまごの話しとタンパク質の話を思い出してみましょう。もう100度を超えてる時点で水分もなくなるし、焦げ始めます。温度が低い方が傷まないって良く言うけど、100度以下で初めて言える話で140度と180度はどっちにしろ髪にダメージなのは間違いありません。(厳密に言うと髪は80度を超えるとでタンパク質変性が始まり脆くなりやすくなるので100度も危険かもしれない)

毛髪科学の書物にも

髪の毛は180度の熱だと約10秒で、100度以下だと約20分ほどでダメージする

と記されています。しかもこれはカラーも何もしていない健康な髪の話しで、実際ほとんどの方がカラーやパーマなどでダメージしてる状態なので、もっと熱で熱に対する耐性は低下しています。

毎日のヘアデザインの中で、アイロンやコテは必需品になりました。私もお客様のデザインを楽しんでいただく上でコテやアイロンを否定しないし、必要だと捉えています。だからこそ、温度やダメージの関係性を考えて、何年でもキレイに楽しむ方法を見直してもらえればと思います。

 

ヘアアイロンやコテのプレートの材質をたまごを焼く時のフライパンの材質に置き換えて傷む原因を考える

先程は温度についてお話ししました。次はたまごを焼いて目玉焼きを作る時のフライパンの種類で考えて見ましょう。ツルツル滑って焦げ付かず焼けるものもあれば、引っ付いて取れないような物まで皆さん一度は経験があるのではないでしょうか。

 

いわゆるただのフライパン→熱の伝導性も均一じゃなく滑りが悪いからすぐ焦げ付く。目玉焼きをフライ返しで入れようとするとガリガリとくっついて上手くいかない。

コーティング処理をしてあるフライパン→使い始めの頃はコーティングにより良く滑る。しかしあくまでただのフライパンにコーティングをしてるだけなので、使ってるとコーティングが焼けたり剥がれたりしてきて、焦げ付くようになる。コーティングの取れたとこと残ってるところに目に見えないガリガリした凸凹が出来る。早めに買い換えて新しいのにすればこうゆう問題は起きない。

セラミック加工フライパン(チタン等)→いい値段出すとこれ系のフライパンが多い。油をひかなくてもツルツルでたまごが焦げ付きづらく、熱伝導性も高いので焼き上がりもキレイになる。大事に使ってあげれば長く良い状態を保てる。

テフロン加工フライパン(フッ素加工)→熱伝導性や滑りなど1番優れる。たまごも均等に焼けて焦げ付かない。摩擦も少なく、セラミック加工と同じように良い。衝撃に弱かったりするので雑に扱わないよう注意がいる

 

今度はヘアアイロンやコテに戻りましょう

なんの加工もないただのヘアアイロンやコテ→熱の伝わり方も均一じゃにので負担が大きい。さらに材質的に滑りが悪く目に見えない凸凹もあるので、アイロンやコテを入れるたびに髪の毛が摩擦で傷む。タンパク質が焦げ付く感覚でダメージしていく。

 

何かしらのコーティングがしてあるアイロンやコテ→使い始めはコーティングにより良く滑る。使ってるとコーティングが剥がれてきて焦げ付くようになる。コーティングの残ってる部分と取れてる部分の見えない凸凹によりキューティクルが損傷する。コテのチェック法としてはティッシュを挟んでみてスルっとすべらなかったり、破れたりするようならおそらくコーティングが禿げてると思います。あとコテやアイロンのプレートだ色が変わってたり。そうなってたら買い換えたがいいです。

 

セラミック加工アイロンやコテ→滑りが良く巻く時の摩擦ダメージは少ない。熱の伝導性も高く比較的、低めの温度設定でも巻ける。ヘアオイルなどを着けなくてもちゃんと巻ける。サロン用のコテなどで良く使われる。良い物だからと高温で巻いてると結果的に傷む

 

テフロン加工系ヘアアイロンやコテ→高価なアイロンなどの素材。熱伝導性も非常に高く摩擦ダメージも非常に起こりづらい。巻き上がりも均等に熱が伝わりキレイ。低温80度程度でもカールがつく。

 

ヘアアイロンやコテを購入する際皆さん温度設定ばかりを気にしがちかと思います。が、素材がかなり大事。髪の毛はとても繊細で、目に見えない凸凹でさえキューティクルが損傷します。

 

 

今回は髪の毛を物にたとえて考えてみましたが少しはわかりやすかったでしょうか?

 

その他の相談もこちらのラインから随時受けています(^-^)↓↓↓↓↓