ヘアケア

どれだけシャンプーしても改善しない頭皮のベタつきと臭いの解決方法

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どれだけシャンプーしても改善しない頭皮のベタつきと臭いの解決方法

「頭皮に違和感を感じるようになったのはここ数年前くらいです。最近は夕方ごろになると頭皮がベタついて、臭いも気になっています。

美容室にいった時に美容師さんにヘッドスパやクレンジングシャンプーを勧められてやってみたけど、洗ったそのときはいいけど、時間が経つとベタついてしまいます。夜も朝もちゃんとシャンプーをして清潔にしています」

今回はこのようなお悩みのご相談を受けました。

頭皮のベタつきは皮脂の分泌量が原因

頭皮のベタつきの原因は皮脂腺から分泌される脂肪などを含む成分が通常より多くでてしまうことにあります。

1シャンプーのしすぎ

2トリートメントを頭皮につけない

3シャンプーの時にマッサージしない

4朝シャンはしない

5脂性肌や敏感肌ではなく乾燥肌です

6皮脂の酸化で臭う

シャンプーのしすぎ

頭皮のベタつきやテカリを気にしている人ほどシャンプーをしすぎる傾向にあります。シャンプーをしすぎる人の頭皮は、毛穴の周りの皮膚がくぼんでいます。

これは慢性的な炎症によって穴の周囲の真皮が溶けていると言われています。肌は炎症が起きると過剰に反応します。

頭皮用の強いシャンプーを使うと油分を分解する作用が強くなり、頭皮に必要な油分もとってしまいます。そうすることで頭皮は防御反応で油分をもっと出そうとし、ベタつきます。

トリートメントを頭皮につけない

髪に良いトリートメントは頭皮にもつけても良いのでは?トリートメントの中には防腐剤が含まれております。防腐剤は微生物の侵入、発育、増殖を防止してくれます。

シャンプーやトリートメントが腐敗しないのは、これのおかげです。しかし、そんな成分が含まれている物を頭皮につけて揉み込んだら大変なことになります。

頭皮には常在菌いることで頭皮と髪のバランスとってくれていますが、その常在菌が防腐剤でいなくなってしまうと、頭皮に異常が現れ色々な悩みの原因になってしまします。

シャンプーの時にマッサージしない

 美容師さんに頭皮が硬いと言われて、シャンプーの時にマッサージを勧められたことはありませんか?

シャンプーの時に頭皮をマッサージすることはとても危険ですよ!シャンプーの中には、界面活性剤が必ず含まれおり、水と油が馴染みが良くなることで、泡が立てやすくなります。

界面活性剤は石油系または植物系で作られています。石油から作られているものは健康や環境を害する原因となっています。

石油系の界面活性剤は皮膚トラブルの原因となっていて、肌の弱い方は、石油系の刺激は強すぎて様々なトラブルを起こしています。それを頭皮に揉み込んでしまうと炎症を起こしてしまいます。

朝シャンはしない

お昼頃に頭皮がベタつくし、臭いも気になるから朝シャンプーをする人も多いです。たくさん洗えば頭皮が綺麗になるという考え方は間違ってます。

髪の毛や頭皮はある程度の油分がある状態で健康的な状態を保っています。外部からの刺激や紫外線から守ってくれるバリヤになるので、朝シャンプーしてしまうとそれを取り除いてしまいます。

そうすることで、髪はダメージを受けやすくなり、頭皮は油分を取られたことによる反応の悪循環で豚つく原因になってします。

脂性肌や敏感肌ではなく乾燥肌です

脂性肌や敏感肌は乾燥肌が進行して、肌が本来持っているバリヤ機能が低下してしまった状態です。肌には一番外側に角質層があり外部から刺激から守ってくれるバリヤ機能があります。

角質層は肌の水分を保つ働きをしていて十分に水分がある時は最もバリヤ機能が働いています。

肌の乾燥が続くことで、バリヤ機能が働かず外部からの刺激(紫外線、シャンプーの成分、摩擦)などが肌の内部に届いてしまい炎症を起こしてしまい、脂性肌や敏感肌になってしまします。

皮脂の酸化で臭う

上記の理由で頭皮から油分が過剰に出ることで、酸化して毛穴にこびりつくことで、臭いの原因になってしまいます。

改善方法

シャンプーは夜に一日一回する。あまりにも乾燥する方は3日や2日に一度でも大丈夫です。シャンプー剤を使う時は流しは3分とすすぎは3分としっかりと流してください。お湯でしっかりと流すことで、汚れやシャンプー剤も綺麗に落ちてくれます。

シャンプーやトリートメントは頭皮につけてマッサージしない。頭皮に擦り込むことで、頭皮トラブルの原因となってしまい炎症が起きやすくなります。

朝シャンプーはやめて夜だけ洗髪する。朝洗うと外部刺激を受けやすくなり、髪のダメージや頭皮トラブルの原因になりパサパサや乾燥の原因になります。

頭皮が過剰な皮脂によってカビが繁殖することが起こることがあり、ストレスやビタミン不足で脂漏性湿疹になる場合もあります。症状がひどい場合は専門的な皮膚科にいく必要もあります。